建物・賃貸物件のエントランスについても、普段見慣れている人にはピンとこないものがあるかもしれません。
もちろん、やみくもにリフォームする必要はありません。
正直、物件ごと、地域ごと、入居者層によって、イメージするエントランスは異なってきますので、何でもかんでも・・・ではありません。
でも、一部屋だけをリフォームしてその部屋の賃料で回収を図ると言うのは、時間もかかるし、空室対策等のためのリフォームとしてはその効果は物件の一部だけに留まる限定的なものです。
そこで、費用とリフォームは一か所ですが、空室対策の効果は全体に及ぶエントランスのリフォームを提案しています。
最近実行したエントランスのリフォームに関しては、それなりの効果を実感しています。
もちろん、費用・投資額をかけすぎるのは論外です!
エントランスは機能的にも重要な役目を果たすべきところでもあります。
また、入居希望者が一番最初にその物件を見る場所でもあります。
しかし意外にエントランスに気を使う物件は多くないように思います。
デザイン的センスのあるエントランスは、物件全体のイメージを上げてくれます。
室内設備が同等であるならば、最初に接したエントランスの印象は非常に大きなものではないでしょうか?
機能的に問題ないか?
清潔感はあるか?
手入感はあるか?
明るさは?
エントラスの機能と清潔感や手入感を十分に出していくようにするのが基本だと思いますよ!
これで、かなり建物自体が大きく変わるケースがあります。
エントランス周りのリフォームへの投資は、全貸室の収益で回収できるので、ある程度投資しても建物全体のイメージが向上するならば、検討する余地はあります。
また、宅配ボックスや郵便受等は入居希望者の物件選択や物件のイメージ向上に大きくつながります。
入居者・入居希望者は建物のエントランスで第一印象を決めます。もちろん室内も重要ですが・・・
キチンとデザインされたエントランスは建物自体の「格」を引き上げてくれます。
賃貸物件全体で投資額をカバーできるエントランスのリフォームは、成功すれば効果も大きく、入居率のアップも期待できます。費用対効果を見極めながら検討してみましょう。